どうもごんぬです!
昨年から続けてきたダート未勝利の男!
9/6(日)の3歳未勝利戦を終えて、シーズン終了となりました。
せっかくの機会ですので、次からは新しいシーズンとして開幕しようと思います!
まずは少し振り返りから!
数値的な結果
対象期間 1/5~8/2
(それ以前は未集計、8/8以降は指数やってて未集計)
参加レース数 451R
単勝回収率 93.7%
複勝回収率 81.5%
単純にベタ買いを続けると80%に収束するはずですので、結果としてはテキトーに買うよりはマシ、くらいの結果でしょうか。
ただしここに注目馬だけという縛りをくわえると
参加レース数 120R
単勝回収率 130%
複勝回収率 94.25%
までアップします。
やはりレース回顧から見出した馬は回収率高くなるようです。
ダート未勝利にこだわる理由
ダート未勝利戦をやることは競馬を本気で勉強するために、非常に良い環境だと思っています。
なぜなら
『簡単だから』です。
じゃあもっと成果出せよ!
ってツッコミ入りそうですが・・・笑
簡単だというポイントとしては
・レース数が絞れる
・コース数が絞れる
・馬場差がない
・昇級がいない
の4点が大きなポイントとなっています。
それぞれについて簡単に解説してみます。
①レース数が絞れる
競馬で負ける原因の一つにあれもこれも手を出してしまう、ということが挙げられます。
特に全レース買っている!って方はこの傾向が強いと思います。
ダートの未勝利だけやる、とレース数を絞ることによってお金と時間の2つのリソースを集中することが可能になります。
お金に関しては説明不要ですね。
購入レース数が減れば当然1つのレースにかけることができる予算は増えます。
時間に関してですが、これは特にレース回顧の上で恩恵があります。
競馬を真剣にやるためにはどうしてもレース回顧の時間が膨大に必要になるので、まずは対象を限定することで1つのレースにかける時間を増やすことが効果的だと思います。
平日1日2時間競馬にかける時間がある方が月~金でレース回顧したとしましょう。
合計時間は10時間です。
3場開催の土日で72レースのレース回顧をしようと思ったら、1レースにかけられる時間はたったの8分しかありません。8分では1回パトロールVTR見て、ラップを分析して、コメントを記入してくらいでギリギリ。まずまともなレース回顧は出来ません。
それに対し、ダートの未勝利だけに限定すると土日で10~15鞍くらいしかありません。
同じ時間をかけると1Rあたり45分~60分もかけることが可能です。
これなら十分レース回顧できますし、過去に遡ったり、新馬戦を確認したりもできます。
②コース数が絞れる
競馬予想の上で大事なファクターの一つとして『コース形態』があります。
坂があったり、直線の長さが違ったり、各場所でさまざまです。
芝もダートもやると単純にこのコースを2倍以上把握することになります。
ダートしかやらないことでここにかける手間をカットできます。
③馬場差がない
さらに加えてダートで恩恵が大きいのが『馬場差がないこと』です。
芝のレースだと開催の前半と後半で大きく傾向が変わります。
『内枠先行有利』だったのが『外差し有利』になったりします。
ダートではそこまで大きな馬場差が起こることは少ないです。
(たまに散水したり凍結防止剤まいたりするくらい)
ですので馬場差に気を使わなくていいことは予想を簡単にします。
④昇級がいない
未勝利戦に限定することによって昇級馬がいないことも予想を簡単にします。
未勝利戦は玉石混交で、2歳の時期だとのちの重賞馬なんかも普通に出走してきます。
3歳になるとほとんどが横の比較ができるメンバーになっているので、力関係の把握が簡単になります。1勝クラス以上だと年齢の違いも出てきたり、力関係の差が少なくなったりと予想が困難です。
ダート未勝利のデメリット
上記の4つのポイントであげたとおり、ダート未勝利戦に限定することでかなり予想はしやすく、的中は増えると思います。
ただ、ダート未勝利にもデメリットはあります。
それは『穴馬を狙いにくい』ことです。
馬券で勝っている人の大半は穴馬派だといわれています。
しかしダートの未勝利戦では上記の通り予想が他と比較して簡単ですので穴馬が台頭しにくいのです。
なので馬券は当たっても思うように回収率が伸びていかない、そんなことになると思います。
(なおダート未勝利の男!はそんな感じでした)
ただここ1年ダートの未勝利をがっつりやってきて、そんな中でも穴馬が台頭してくるパターンがあることを見つけました。
ダート未勝利で狙うべき穴馬
こでは5つの狙うべきポイントを上げさせていただきます。
①コース替わり
②前走ハイペース
③重馬場⇔良馬場
④内枠外枠
の4つです。
①コース替わり
まず1つ目がコース替わりです。
これが一番難しく、また一番狙うべきポイントといえます。
函館でダメだった馬が札幌で激走した、なんてことはよくあります。
阪神→京都もあります。
要素として大きいのは坂の有無、スタートからコーナーまでの距離などです。
あとはとびの大きさや手前替えの問題なども入ってきます。
函館で3連続2着してきた馬が札幌で惨敗、などを狙いたいですね!
②前走ハイペース
ダートに限った話ではないのですが、たいていの場合先行しての消耗戦になります。
道中緩んで直線勝負、みたいにはなりにくいです。
ダートでは砂被りなどもある分、スタートダッシュの早い馬で先行できる馬はそれだけで有利。
前走がハイペースで逃げて大敗したような馬は次走激走があることがあります。
またやたらと強い馬と当たって大敗してしまった馬でも次走狙えるパターンはあります。
昨年だとカフェファラオ戦3着のリッターシュラークなんかはこのパターンで、2着バーナードループもその後3連勝で重賞勝った馬でしたが、リッターシュラークは新馬戦ほぼ諦めて回ってきただけでの3着。次走は単勝5.9倍で1着でした。
③重馬場⇔良馬場
ダートで非常に変化が出る要素として、馬場の湿り具合があります。
タイムも相当変わってきますし、重馬場適性がめちゃめちゃ影響します。
走る血統としてキズナ、リアルインパクト、カジノドライヴなど、走らない血統としてはロードカナロアなどですね。軽視されがちなのは重馬場で走ってなかったロードカナロアの良馬場激走で、これは結構昨年も拾えていた印象あります。
④内枠→外枠
ダート戦は基本的に外枠有利です。
少し見づらいですが、下図はTARGETでここ1年のダート未勝利戦を振り返ったものです。
大外枠の単勝回収値は104円となっており、ベタ買いでもプラスです。
また単平均も390円も高くなっており、思わぬ穴馬が突っ込んでくることを示唆しています。
ゴールドアリュールやヘニーヒューズなど、気性面で問題のある馬が外枠に来たときや、芝からのダート転向、砂被りを嫌がる馬が大外枠に来たときは積極的に狙っていくべきでしょう。
来期の方針
というわけで、来期の方針を定めようと思います。
①全レースはやらない
昨シーズンは全レース通算しての単勝回収率で120%を目指し、結果93.7%でしたがこれは目標設定が悪かったと思います。さすがに全部やるのは無理でした。
予想は全レースやろうと思いますが、推奨度合いを3段階に分けようと思います。
★★・・・回顧馬が出走&適切な条件とオッズ
☆・・・・回顧馬が出走だが条件微妙、もしくはほかで狙えそうな馬がいる
なし・・・わからない、またはオッズ美味しくない、スルーしたい
②本命+相手1頭
昨シーズンは◎→〇→▲→△→紐など印をたくさん打ちましたが、今シーズンは印の数を減らそうと思います。基本的には◎本命のみにします。あとは相手1頭くらい。
◎の単複回収率と、◎→〇の馬連&ワイドについて集計していこうと思います。
目標としては◎の単勝回収率120%、複勝回収率110%
◎→〇の馬連ワイド回収率120%を目指したいと思います。
おそらく単勝4~10倍レンジ位を推奨すると思いますので、的中率は20%程度行けばいいほうかと思います。
さっそく次の中山・中京開催からやっていこうと思います。
引き続きよろしくお願いいたします。
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