脱サラして競馬BARはじめてみた話

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ごんぬ
ごんぬ

どうもごんぬです!

改めまして、2020年1月頃から『ダート未勝利の男!』というダートの未勝利の予想に特化したブログを書いているごんぬと申します!

初めましての方ははじめまして!
いつもご覧いただいている方はいつもありがとうございます!

今回の記事はいつもと趣向が違って、私が『競馬BAR馬なり』をつくって約3か月ほどたった今、競馬BARって実際どうなの?儲かるの?私もやってみたいんだけど!みたいな疑問にお答えできるような記事を書いてみようと思った次第です。

Twitterのフォロワー様やご来店いただくお客様の中にも競馬BARという業態について興味がある方はいらっしゃるようなので、できる限りオープンに情報をお伝えしたいなあと思っています。

まずはじめに結論から申し上げますと『私は競馬BARをやってよかった!』と思っているとともに、『安易な気持ちで開業することは絶対におススメしない!ということです。

私は10月のプレオープンを経て、2か月目の12月には何とか黒字化することに成功しましたが、私は競馬BARをやるうえで相当恵まれていた、ラッキーだったのでなんとか営業できています。
おそらく普通にやっていたらたぶんこの3か月目で廃業を決めていたかもしれません笑

まずはそのあたりから話していこうと思います。

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ごんぬのバックボーン

まず私は飲食歴が長く、日本マクドナルドに約8年、そのあと別の会社で肉業態の開発やマネジメントなどを3年ほど、その後スシロー系列の居酒屋を1年ほどやっていました。なのである程度どんな飲食店の経営に関しても知識と経験がある状態でした。飲食業界最大手のノウハウと新規業態開発時にシステム導入や仕入れ業者とのやり取りなど、様々な経験を積ませてもらったことは大きな財産となりました。

また『ダート未勝利の男!』というブログをやっていたことで予想サイトの競馬最強の法則さまにお声かけ頂き、競馬予想家としても認知いただく機会を頂けたのはラッキーでした。またいろいろな予想家の方、フォロワー様とも交流できていたこともとても大きかったです。

ごんぬのラッキーなポイント
①飲食店経営経験バリバリ
②現場だけでなくシステムや仕入れにも強い
③開業時にすぐ繋がれる業者(食材・お酒・ゴミ業者・不動産など)を知っていた
④Twitter上での知名度がそこそこあった(フォロワー3000名強)

まずこの4点があったことはめちゃくちゃラッキーだったなと思います。このうち1つでも欠けていたらおそらく頓挫していたと思います。一番いらないのは①の飲食店経験かな。お客様がガッツリ入らない限り、飲食アルバイト経験がない素人さんでもなんとかなるとは思います。

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準備段階~物件取得まで~

まず競馬BARをやろうと考えていたのは2020年11月の記事にありましたので貼っておきます。

この記事を書いて約2か月後に競馬最強の法則でデビュー、その半年後に脱サラして競馬BARを開業することになったんですね・・・我ながらハイペース!しかも記事の中で書いていたようなことをほぼ完全に『馬なり』で実現してますね!ちょっとビックリw

この記事にあるように、2021年に入ったくらいから物件を探してみたりしていました。もとからTwitterを中心としたweb集客をメインにやっていこうと思っていましたので物件取得に関して求めていた条件は

・視認性が悪くてもいい、空中階や地下でもいいので家賃の安いところ
・目的来店になるのでできればアクセス良い山手線のターミナル駅のほうがいい
・駅からの距離は近ければ近いほどいい
・初期投資のかからない居抜き物件、もしくは間借りのほうがいい

という感じでした。ちなみに『馬なり』は

・地上2階で坪1万円以下
・JR目黒駅から徒歩1~2分
・直近まで営業していた居抜き物件で内装工事や設備投資ほぼ0円

というほとんど奇跡的な条件で入手しています。
これはコロナの影響もあって前の店舗がつぶれてしまったことなども大きいですし、不動産の知り合いがいたため家賃の価格交渉を強めにやってくれたということも大きいです。

物件取得に関しては、実際にどういう経路で集客するのかという点を強く意識したほうがいいです。私は最初からweb集客に振り切っているので『馬なり』にフリーの来店はほとんどいません。99%がTwitterからの集客で、過去に1組だけGoogleビジネス経由での来店があっただけです。ご来店された方はご存じかと思いますが、店頭には簡単なA看板がひとつあるだけです。

結果として物件の取得に際しては設備など含め約200万円ほどでスタートすることができました。

内訳としましては
前家賃 1か月分
仲介料 1か月分
保証金 100万円
設備(モニターなど)約50万円
こんな感じです。飲食店用の物件だと保証金がやたら高いですね・・・だいたいこれくらいはします。6か月分~1年分くらいの家賃は初期費用としてかかるので、ここは留意しておきましょう!

プラス初期の仕入れに
・お酒 約15万円くらい
・食材 約10万円くらい
・看板 約30万円くらい
これくらいはかかります。

ぜーんぶ込みで約250万くらいですかね。多分これでもめちゃくちゃ格安だと思います。普通にゼロからお店をつくると1000万円以上かかっちゃいますからね。なかなか普通の会社勤めの方でこれくらいの資金を用意するのは大変だと思います。

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必要な資格や役所的な手続き

さて次は競馬BARをやるにあたっての必要な資格や手続きについてです。
基本的には通常の飲食店と同じ手続きで営業を開始することが可能です。

・飲食店営業許可(保健所)
・防火管理者登録(消防署)
・開業届(税務署)
人を雇う場合
・雇用保険適用事業所設置届(ハロワ)
・給与支払事務所等の設置届(労基署)

だいたいこんな感じです。

私は物件の引き渡しが9月の末でしたのでそれに合わせて8月中から手続きを進め、9月頭にはほぼすべての手続きを完了させていました。飲食店営業許可には食品衛生責任者の資格(受講のみでOK)、防火管理者も受講が必要ですが私はどちらもマクドナルド時代に取得してましたので問題ありませんでしたが受講の予約が取れないこともあるので、お持ちでない方は余裕をもって取得されておくことをおススメします。

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メニューやシステムなど

さてここまでで設備などいわゆるハード面は整ってきました。次はソフト面です。
飲食店をやっていくうえでいくつか必要なものがあるのですが、私はレジ機能はスマレジ、経理はfreeeというクラウドサービスを使っています。どちらも無料版から使えるのですが、freeeはひとつグレードアップして確定申告ができるようなプランにしています。

スマレジを使うと通常の飲食店や小売で使いたい機能はほとんど揃います。レジ機能や原価管理などもできますので、かなりおすすめです。あとはAirレジも同様に使えますのでどちらかをお試しで使ってみるのは良いかと思います。

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freeeもとても便利で、事業をやっていくうえでかなりめんどくさい経理面を全般的にサポートしてくれます。私も本日初めて確定申告の書類を作りましたが、約2時間程度ですべて作成できました。ポイントとしては最低でも毎月1回は使った経費や入ってきた収入などをこまめに登録しておくことですね。これをきちんとやっておけば現在の財務状況も把握できます。

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あとこれと併せてやっておきたいのが『法人カード』の取得です!
事業での決済用に法人カードを取得しておくと、freeeで自動的に取り込んで仕分けをしてくれるため非常に楽ちんです。またクレジットカードでの決済を行うことでキャッシュフローが良くなります。キャッシュフローとはお金の入るタイミングと出るタイミングの流れのことです。できるだけお金が出て行くタイミングを遅くすることで一時的に手元に残るお金が多くなるため経営をしていく上ではかなり助かります。私は楽天カード経済圏の人なので楽天プレミアムカードにグレードアップし、ビジネスカードを取得してます。他にもいろいろな法人カードがありますのでご自身に合ったものをお選びいただければよいかと思います。

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仕入れ業者

さて次は仕入れ業者です。
これはマストではありませんが、つながっておくと色々便利です。

競馬BAR馬なりのように近くにスーパーがあったりして、さらにそれほど毎日のように仕入れが必要でないならばぶっちゃけどこかと契約する必要はありません。ただつながっておくと次のようなメリットがあります。

①仕入れのたびに買い出しに行かなくても持ってきてくれる
②支払いが翌月末に一括でよい
③協賛のグラスやノベルティなどが無料でいただける

すべてかなり大きなメリットですよね。
お酒なんかは重たいのでなかなか買い出しに行くのは億劫ですし、先ほども申し上げたとおり売掛での翌月末支払いができるとキャッシュフローが良くなります。そしてジョッキやグラスなどを協賛でいただけるのは初期コストをぐっと抑えることができます。私は新宿で肉業態の開発をやっていたときに良くしていただいてた酒屋さんと契約していただけましたのでサーバーやグラスなど、すべて無料で用意していただくことができました。またこういう業者さんは必然的にその他の業者さんともつながりがありますので色々ご紹介していただけます。ゴミの回収業者さん、包材の業者さん、などなど。やっぱり人のつながりというのはかけがえのない財産のひとつだなと感じました。

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営業開始!

さてなんだかんだでほぼイメージ通りに開店することができました。
唯一準備が遅れてしまったのはドリンクのサーバーですね。なくても缶やビン、炭酸水などを買ってくれば営業はできると思うのですがその分コスト高になります。

私はドリンクの原価がほぼ20%になるように価格設定をしてますので、ここで高いものを入れてしまうとそもそもの採算が合わなくなってしまいます。なのでここは妥協せずにサーバーを入れてもらいました。ドリンクで多少原価を稼いでいる分、フードは40%程度かけても大丈夫なメニューの作りにしています。とはいえメリハリはつけており、看板商品になっているローストビーフなどは60%強の原価がかかっています。

集客に関してもTwitterのみの集客でしたが最初からまったくお客様がこない!というようなことはありませんでした。大体週末になるとちらほらとご来店を頂き、そのたびに『安い!』『また来ます!』とのお声を頂き、お店に対しての手ごたえを少なからず感じていました。

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土日は集まる、平日は苦戦・・・

とはいうものの、集客できるのはやはり中央競馬が開催される土日の昼だけでした。はじめのうちは地方競馬を流しつつ平日も営業を行っておりましたが、全くと言っていいほど集客はありませんでした。

ただこれはあらかじめ想定していたことで、それ以外で集客する方法も考えてはいました。それが『ゴーストレストラン』による集客でした。コロナ禍でテイクアウトやデリバリーの需要は拡大していましたし、目黒という立地もゴーストレストランをやるうえでは理想的な立地だったため、ここに力をいれればかなりの売上が見込めるだろうなと考えていました。

ちなみに以前Uber Eatsが入り始めたころに新宿の焼肉丼で月200万強、前職のときにゴーストレストランの浦安の天丼屋で月100万ほどを売り上げていたので、このリッチなら何をやっても1日1万、月に30万くらいは上乗せできるだろうと見込んでいました。ここのノウハウも持っていたので、まあなんとかうまくやれるだろうと甘く考えていました。

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打開策を打つが・・・

ここはけっこう最大の誤算でした。ちょうど時期が10月頃でコロナが明け始めたころでおそらくかなりデリバリーのニーズが減少していました。それに対して飲食店はデリバリーサービスを拡充していたので供給側は相当過多になっていました。
私が目黒でスタートしたのは純豆腐と韓国料理のレストランだったのですが、目黒のエリアだけに限定してもすでに10件ほど純豆腐専門のレストランがあり、それらのお店は実績やレビューがあるので優位でしたが、出遅れてスタートした私のお店は検索順位も低く、アプリ内でもかなり下の方まで探さないと出てきませんでした。さらにそういうお店はかなり写真や見た目にこだわっており、ここがしっかり作りこめていなかったのはかなりマイナスで、ショボイ見た目になってしまったのも反省点です。

スタートして入ったオーダーはわずかに1件だけで、待機している時間のことも考えると全く採算がとれませんでしたのでこちらに関してはわりと早く見切りをつけました。

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活路!

さてどうしようか、というところで目を付けたのが『レンタルスペース』のサービスでした。レンタルスペースとはいわゆる場所貸しでこちらもコロナ禍で拡大したシェアリングサービスのひとつです。よくエアビーなどを使っての飲み会などが行われていたようですが、実際の店舗を使っての飲み会もそれなりに需要はあるんじゃないだろうかということでこちらの掲載をスタートしました。

近隣の似たようなスペースを調べ、価格を圧倒的にくぐり、『馬なり』がダントツで一番お得なスペースになるようにサイトを作り込みました。どうせ放っておいたら1円にもならないどころか家賃がかかるだけですのでまずは利益度外視で借りてもらうことを最優先にし、レビューを稼ぐことに集中しました。この戦略は功を奏し、時期が年末12月だったこともありほぼ毎日のように場所貸しの予約が入りました。約1か月貸し続けて、ほぼすべてのお客様から最高のレビュー評価をいただき、あっという間に『トップホスト』という称号を得ることができました。

このおかげでサイト内掲載順位もあがり、お客様の信頼も得たことで値上げをしても現在もかなりのご予約を頂くことができるようになりました。

もともと狙っていた形ではないですが『立地がよい』→『Web集客特化』というマーケティングがバッチリとハマった形になりました。

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現状と今後

平日及び土日午後のレンタルスペースからの集客が安定したことで12月は無事に黒字で終えることができました。個人的には3か月以内での黒字化を目指していましたので、それが達成できたことは素直にほっとしました。飲食店の約3割は1年以内に潰れ、7割は3年以内に潰れるといいます。コロナ禍においてはもっと倒産率は高かったと思います。そんな中でもなんとか潰れないようなところに持って行けたのはまずはホッとしています。

今後に関してもレンタルスペースのリピーター様が増えていること、値上げをしていっても予約はきっちり取れていっていることからここの利益は増えていきそうな感じです。

またさらに人狼ゲームやマーダーミステリーといったボードゲーム界隈とのつながりができ、そちらからの場所貸しのご予約もいただけるようになってきました。ここに関しては競馬と同等くらいに力を入れていきたい分野で、もしうまくいけばこちらが今後のビジネスの軸になる可能性も感じています。というのも原価がかからず単価が高く、属人性がないので再現性も高いと拡大していく可能性を感じるからです。ここが上手くいけば目黒の『馬なり』だけでいっても月50万~くらいの利益は生んでいくかなとおもいます。

競馬BARに関してはどうしても『ごんぬ』ありきを排除するとなかなか拡大性が難しそうに感じています。やっぱりガールズバーっぽいやり方のほうが簡単そうなイメージですね。ただそっち方向性でやるにしてもかなりライトで廉価な形でやりたいとは思います。高くても2時間2500~3000円位まで。あくまでもともとやりたかったことは『みんなで競馬を楽しめる場所をつくる』ことなのでこれを脱線しないようにはします。

※追記
もしかしたら競馬サロン+競馬BARサブスクといった形での営業もあるかもしれません。月額3000円~5000円程度のサロンで会員は競馬BAR使い放題みたいな。やるとしたらそれなりの所帯にしないといけないので何名か有力な予想家さんと提携も考えています。

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まとめ

経済的なことはともかく、『馬なり』をはじめて良かったなあと思うことは

①競馬を通して新しい出会いがいくつもあったこと
②自由な時間が増えたこと

ですね。同じ趣味の仲間が集うことでお客様同士で仲良くなったり、私ともお話ししてくださったりと競馬好き同士でお付き合いがどんどん増えていくのは本当にうれしく思います。

そして自分で考えて自分で仕事を作ることで自由な時間がめちゃくちゃ増えたことも大きいです。サラリーマンのときはやっぱりどうしても会社や他人の都合に影響されてしまいますが、独立してしまえばやるもやらないも全部自分の責任ですからね。うまくいかなかったり資金面などで不安になったりすることはもちろんありますが、ストレスを抱えることはほとんどなくなりました。平日の昼間などにジョギングをしたり、たまにはお酒をのんだりなんていうことも自由にできるようになったのは本当に幸せだなあと感じます。土日に関してもスタッフを育成したり、将来的には手放して営業できるようにしていきたいですね。

あと直近で確定申告の準備をしていて思ったのですが、独立するとかなり自由に使えるお金が増える可能性が高いですね!光熱費や通信費、家賃の一部を経費で計上したりすることで手取りの収入を減らすことでかなり節税が効きますし。極端に言うと個人事業主の年収250万はやり方によってはサラリーマンの年収600万よりもリッチになることもあると思います。サラリーマンだと月収増やすのに1年で1万円上げることも大変だったりしますが、独立すると1か月で何十万と変わってくる可能性があるのも魅力ですよね。(もちろんすべて失うリスクもありますがw)

最後までお読みいただきありがとうございました!
もしこの記事を読んでそれでも『私も競馬BARやってみたい!』と思う方いらっしゃいましたら私にお答えできることであればなんでもお答えしますので、お気軽にDMでもなんでもください!
お店にきていただけるのが一番嬉しいですが!

それではこれからも『ごんぬ』『競馬BAR馬なり』をよろしくお願いいたします~!!

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