どうもごんぬです!
今週は阪神競馬場では夏のグランプリ『宝塚記念』が行われますが、本日大井競馬場ではダートのグランプリ『帝王賞』が行われます!!
今年は非常にメンバーが揃っており、
東京大賞典2連覇で昨年の帝王賞の覇者
大井の帝王『オメガパフューム』
新馬戦から無敗の6連勝でチャンピオンズCを制覇
砂の超新星『クリソベリル』
脚部不安から復活。3歳時にはG1を3連勝
最強世代の頂『ルヴァンスレーヴ』
JBCと川崎記念を連勝。もう脇役とは言わせない
最強世代3強の一角『チュウワウィザード』
など上位4強が抜けた人気となっております。
他にもかしわ記念を勝って距離延長にチャレンジのワイドファラオや、3年前のこのレースの覇者ケイティブレイブなど、役者は十分に揃っています。
それではまずはレースが行われる大井競馬場2000mの特徴から見ていきましょう。
コースの特徴
大井競馬場のダート2000mは下記のような形になってます。
スタートから1コーナーまでは500mほどあるため、基本的には内外の枠の有利不利は存在しにくくなっております。また直線は386mとかなり長めなコースで、通常は逃げ先行が有利なダートコースですが差しも決まりやすくなっています。高低差はなく平坦なコースですので、坂があるコースで好走している馬の過信は禁物です。
中央にはあまり似たコースがありませんが、一番近いのは京都1900mでしょうか。
京都1900mは直線が329mなのでそれより伸びる分、逃げ切りは難しくなります。
昨年も平安S組からオメガパフュームとチュウワウィザードが連に絡んでおります。
また最初に枠の有利不利はないと申し上げましたが、実際には若干外枠有利です。というのも大井2000mはハイレベル戦の舞台になることが多く、最初のポジション取りはかなり重要です。他馬の動きを見ながらポジションを取りに行ける外側のほうに分があるというのは覚えておいて損はないと思います。
展開予想
展開の予想に関してですが、おそらく④ワイドファラオはある程度強く出してくるのではないかと思います。チュウワウィザード、クリソベリルなどは好位から競馬してくるのでそこに対してガチンコを挑むというよりもある程度逃げて後ろで牽制してくれるほうがこの馬にとっては良いのではないでしょうか。
あとは大外に入ったケイティブレイブの動きが気になるところです。この馬が前意識強くいってしまうと昨年の東京大賞典のようなハイペースになってしまう可能性もありますが、おそらく長岡騎手は控えてオメガを見ながら末脚勝負を挑んでくるのでは?と思っています。
そのオメガはおそらくチュウワ、クリソの少し後ろくらいにつけて淡々と進めて直線勝負、といった考えではないでしょうか。基本的に奇策をうってどうにかなるようなレースではないので、各馬前意識強めにレースを進めることになるでしょうし、集団心理としてペースが緩むようなことはないかなと思います。
予想印
◉⑪オメガパフューム
〇⑥チュウワウィザード
▲⑧クリソベリル
△⑭ケイティブレイブ
△⑨ノンコノユメ
注②ルヴァンスレーヴ
として本命はオメガパフュームにします。
というか先週からTwitterつぶやいてたので、いまさらという感じですが。
まずオメガパフュームと他の3強との比較ですが、今回のローテーションにおいて圧倒的に有利だと考えています。チュウワウィザード、クリソベリルはドバイ遠征中止組でスライドしてここに挑む形ですし、ルヴァンスレーヴは脚部不安明けを叩いたとはいえ3歳時の力に戻っているのか疑問。それに比べオメガパフュームは昨年と同じく平安Sを使っての参戦で、その平安Sの内容は圧巻の一言。59kgをものともせずにゴールドドリーム、ヴェンジェンスを相手に完勝。このレース自体も相当なレベルの高さでタイムも秀逸。オメガパフュームはまさに充実期に入ったと思われます。
大井2000mにおいては前述のとおり(3-1-0-0)で前述のとおりG1を3勝。2着だったレースもルヴァンスレーヴのジャパンダートダービーでの2着で、そのルヴァンスレーヴとの力関係はすでに逆転しきっていると見ます。
今回外枠に入ったことでチュウワやクリソを見ながら競馬できることもプラスで、はっきり言って死角は全くない、という状況です。
対抗に上げるのはチュウワウィザード。
ここに関してはクリソベリルとの比較になってくると思うのですが、チャンピオンズカップではクリソの後塵を拝したチュウワを評価上にしたことには3つの理由があります。
まず1つ目が斤量。チャンピオンズカップではクリソベリルは55kgに対してチュウワウィザードは57kgでした。一般的に1kgで0.2差逆転可能ということですが、チャンピオンズカップでのタイム差は0.3でしたので十分逆転可能だったと思われます。
2つ目にチャンピオンズカップでの直線詰まり。福永騎手の『前が壁だ!!』は有名な言葉ですが、勝ちに行った結果完全に内で詰まってしまい、クリソがとった進路をとれず強引に他馬を押しのけて外に出さざるを得なくなってました。ゴール版位置での差は詰まっていってましたので完全な力負けではないでしょう。
3つ目に馬場。前日23日時点では大井競馬場は不良馬場。これが水はけの良い東京競馬場なら本日稍重くらいまで回復するかもしれませんが、おそらく終日曇りで大井競馬場は重馬場くらいでの開催になると予想しています。良馬場であればクリソベリルのフルポテンシャルが発揮できると思うのですが、重馬場だと(4-1-0-0)とほぼパーフェクトのチュウワウィザードに分があるのではないかと考えます。
3番手にクリソベリル。上記比較では評価を下げましたがやはり無敗でハイレベル戦のチャンピオンズカップを制した実力は評価すべきです。むしろなぜ一番人気になっていないのか、というレベルで考えていますが最近の競馬民のレベルの高さでしょうか。
完全な体調で、馬場も整っている条件下であればこちらを本命にすべきところだと思いますが今回は負けてなお強し、を期待します。
さてここからは3連系、もしくはワイドでの好オッズ狙いの馬を。
まずはケイティブレイブ。前述もしましたが、この馬は前に行くのか行かないのかでだいぶ違ってくると思うのですが、長岡騎手は絶対に後方待機策をとってくると思っています。というのもケイティブレイブが不振期間に入ったしまった原因は『競馬に対する飽き』だったと調教をつけていた長岡騎手が語っており、それまでの先行策を捨てたフェブラリーステークスで強烈な追込みを決め2着に食い込んでいます。前走もある程度前にいないと話にならない浦和競馬場で7頭中5番手追走と、かなり差しにこだわっている傾向があります。今回も大外枠を引いたため無理して先行するよりも、オメガの位置を確認して挑んだほうが競馬はしやすいと考えるのが妥当だと思います。
2017年の帝王賞を制した際も後方策からの差し切りでした。大井2000mも(1-3-2-1)と決して不得意な条件ではなく、重馬場も(4-2-1-2)とこなしており、臨戦過程も良くハマれば上位を崩すこともできる一頭だとにらんでおります。
そして同位置のノンコノユメ。枠や重馬場に対する適性などで若干ケイティブレイブよりも下の評価にはなってしまいますが、東京大賞典で見せたようにハイペースで前が崩れるようなことがあれば食い込んでくる可能性はあります。チュウワ、クリソが共倒れになるような展開は正直あまり想像しにくいですが、最大級の荒れになるとここまで、というイメージです。
ルヴァンスレーヴに関しては来たらごめんなさい、という位置で切りたいです。
この馬に関しての強調ポイントは2年前の3歳時にオメガを大井2000mで倒したことがある、という点だけです。前走は明らかに叩きだったのはわかりますが、今回100%の仕上がりになっているかといわれれば疑問。調教本数は増やしてウッドで53秒台まで出しているそうですが、3歳時には52秒台を出しており、よくても3歳時に戻せたくらいの評価になると思います。オメガは3歳→4歳→5歳と着実にパワーアップしているのでここで逆転はまだまだ早計かと思います。
また内枠に入ってしまったため、好位策が得意なレーン騎手のことですし3~4番手から競馬をしてくるのも、正直厳しい展開になりそう。
馬券のお話
まずオメガの単勝が2.5倍つくならこれを買いたいです。
つぎにオメガ→チュウワへのワイドと馬連。
ワイドが本線でこれはクリソ1着の場合のケアにもなります。
馬連はボーナス馬券ですね。最高配当はこのパターン。
あとは大荒れケアの場合の馬券ですが
オメガ→ケイティのワイドを持っておきたいのと、
オメガ→クリソ、チュウワ、ケイティ、ノンコへの3連複6点と3連単頭固定12点などは面白いかもしれません。
1万円予算だとしたら
オメガ→チュウワ ワイド 5000円
オメガ→チュウワ 馬連 1000円
オメガ→ケイティ ワイド 1000円
3連複ながし6点×300円 1800円
3連単流し12点×100円 1200円
でいかがでしょうか?
なお購入を推奨するものではありません。
馬券購入は自己責任でお願いします!
あとはオッズを見て決めたいですね。
夏のダートグランプリレースを楽しみましょう!!
ああ、見に行きてぇぇぇぇぇ!!!
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