西山社長の言う『働け』ということについて私見

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ごんぬ
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どうもごんぬです!

本日はあんまり競馬に関係のない記事です。

けっこう反感を買うようなことも書くと思いますので、ご了承ください。

まずこの記事を書くに至った西山社長のツイートがこれ

若者が車を買えないことに関して、『残業しろよ、休日も出勤しろよ』というもの。

まあ想定される通りにリプ欄などには『今と昔は違う』だの『会社が禁止してる』だのといったコメントが多数見られました。

私としては西山社長の考えに概ね賛成なので、ちょっとだけ思うところを書きます。

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稼ぐのは残業代で稼ぐのではない!

まず1つ目に思ったことがコレ。

コメント欄にも沢山ありましたが『会社が働いた分の残業代を出してくれない!』というもの。まず私の中ではここがピントがずれてるなあと思いました。

西山社長がどう思ってらっしゃるかはわかりませんが、『残業代分の上乗せ』を狙うというような意図ではないと思います。

たとえ給料が1円も発生しなくても、朝も夜も休みの日も働き続け、仕事のことを真剣に取り組めば間違いなく能力も上がるし、考え方もだいぶ変わってくると思います。大きいの会社の管理職などにつくと『経営者視点を持て!』などと言われることがよくあると思いますが、普通のサラリーマンには無理です。経営者と被雇用者ではマインドが肉食動物と草食動物くらい差があるからです。

でこの『経営者視点』を被雇用者が身に着ける手段で一番有効だなと思ったのが『ワークライフバランス』というものをぶっ壊すことです。経営者にとってはワークとライフはほぼ同一であり、その中でバランスをとっているからです。分けて考えることはほとんどありません。

近年の新卒就活生はよく『ワークライフバランスが取れている会社』というものに目が行きがちですが、基本的にはこの考え方が害悪です。練習もしてないのに部活でレギュラーをとったり、甲子園に行こうとしてるのとあんまり変わらない考え方だと思います。1年なり2年なり、それこそ身を削り要領を得ることによってバランスのとり方を学んでいけるものだと思います。

少なくとも私のような凡人はそうです。

最初っから所定の時間内で周りの人より圧倒的成果が出せるような天才であるならこの限りではないと思いますが、大多数、8割くらいの人は凡人です。なのでこの凡人の群れから抜け出すためにもっとも簡単な方法が『圧倒的に時間を使うこと』と思うのです。って西山社長も言ってると思うのです。

※余談ですが、私は会社勤めの時、寝袋を仕事場に持ち込んで3か月家に帰らなかったことがあります。その後、半年で売上を2.6倍に上げました。どこかで圧倒的にレバレッジを効かせるタイミングってあると思います。

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会社が悪い?時代が悪い?

これもよくコメントされてましたが、考え方がズレまくってます。

令和の今でも稼ぐ人は圧倒的に稼いでいます。なんなら格差は広がっています。

これはなんでかというと一般人(前述の言葉でいうところの凡人)が働かなくなったからです。実際には昭和の人も働いてなかったと思うのですが、それと比べても現代人のほうが圧倒的に働いてないと思うのです。その原因は『ハングリー』でないからです。

私たちの世代(ごんぬは30代後半)は基本的に食べることには困っておらず、それどころか娯楽なども充実していて、これまで何不自由ない生活を送ってきました。それが当たり前で、普通に大学を出て、普通に会社勤めをしていれば満足に暮らせ、家を買い、車を買い、幸せな家庭を築けるものだと信じて疑っていませんでした。

しかし現実は違います。平均年収は400万円台そこら、新卒だと手取り20万もいかないことも多数で貯金も出来ずその日暮らし。給料は何年働いても横ばい。夫婦共働きでなんとかつつましくたまにファミレスでの外食を楽しむ、これが現実です。

で、なにが問題かというと『この現実に甘んじている皆さんの考え方』が問題なのです。悪意的にいうと『これでいいと思っていて、変化させる気がない』ということです。

会社、もっと大きく言うと時代を作っているのはこの考え方です。

大多数の人がどうしていいかわからず、この甘えた考え方に囚われているからそういう時代になってしまっているんです。西山社長のおっしゃってることは、こういう甘えた人たちに対する警鐘だと思うんです。

『私はそんなに無理して働かなくていい』
『今のままで十分』
『働き過ぎると体や精神を壊す』

っていう考えの人が多数になっちゃったので、そりゃ経済も成長しないよねってことです。

『多少は無理する』
『もっと稼いで何不自由ない暮らしがしたい!贅沢したい!』
『体や精神は削ってなんぼ』

ってくらいでみんなが真剣に頑張ったら、現状は打破できるんじゃないかなって思います。

※なお私も何度か精神を病んだことはあります。適応障害になって寝れなくなったり。
まあ今では成長痛みたいなものだったと思ってますが。

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会社のためにはたらけ?

これに関しては西山社長的にはそれがいいかもですね。

というか経営者っていうのは基本的に労働力を効率よく搾取するのが仕事です。
被雇用者はどこまで行っても『搾取される人』です。
キツイ言い方ですが、きれいごとはいらないです。

じゃあ搾取されないようにするにはどうしたらいいかというと、『自分が経営者になる』しか方法はないと思います。そのためにも会社の庇護の下でいろんな仕事に本気で取り組み、スキルやノウハウを盗みまくってアレンジを加え、自分のものにして会社を興せばいいんです。

なので『残業代が~』とか『会社や時代が~』とかブーブー言ってる人はまずご自身が会社を興せるようになるまで働いたらいいと思います。

めちゃくちゃ働いて仕事をやり切ったら『これ自分でやったほうが早いし、効率的だし、儲かるやん!』ってなると思うんですよ。なんで会社を挟まなきゃいけないのか、イライラするはずです。そこまでいったら独立したらいいと思います。

ちなみにごんぬは独立して1年半くらいのひよっこですが、独立前の会社でもらっていた給料がだいたい手取りで30万円位でした。飲食最大手に2社勤務させてもらいましたが、まあ下位役職クラスでもそんなもんです。額面で500万ちょいくらい。

ちなみに現在は
店舗運営の利益  約40万
競馬予想関係   約15万
経営コンサルなど 約15万
手取り月収が約70万円となってます。税や保険支払い込。
サラリーマン換算すると額面年収1000万~1200万くらいの水準ですね。

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所得税とか住民税とかに関しては色々と節税対策がごにょごにょ・・・

というわけで約1年ちょっとで手取り金額は2倍になりました。
大きい会社の社長とかと比べると全然大したことはない数字ですが、30代後半の1%程度しかいないので悪くはない数字だと思ってます。

なお住んでる場所の家賃もここ数年で2倍になりました。
ずいぶんいい暮らしをさせてもらってますし、好きな時に好きなお酒を飲んだり、回らない寿司を食べたり、気兼ねなく奢ったりできるようになりました。

また会社勤めをしているわけではないので、めちゃくちゃプライベートの時間が増えました。

前述の通りワークとライフが一体化してしまっているので厳密には分けることが出来にくいですが、おそらく1日平均すると4,5時間くらいしか働いていないかもしれません。また休もうと思ったらいくらでも休むことはできます。休んでもすることないし、もったいないので毎日働いちゃいますが。

私は会社に勤めていて『自分の人生の時間が無駄だな』と思ったので独立しましたし、周囲の仲間や幸運にも恵まれて何とか今の経営が出来てます。もちろん、皆様がうまくいくかどうかはわからないですが、やった先には絶対何かしらの変化はありますし、一度きりの人生なので真剣にガチでやってみるのも楽しいよ!とだけお伝えしておきます!

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最後に

西山社長、ありがとうございました。

改めて考えさせられるきっかけになりました。

これ駄文がどこかの誰かの心に刺さって、その人が一歩を踏み出すきっかけにでもなってくれれば幸いです。私ももっと精進して馬主席でお目にかかれるよう日々努力します。

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