どうもごんぬです!!
本日は様々な予想法がある中で、『血統』『走法』『ピッチカウント』『ラップタイム分析』がつながっているんだよ~、というお話について記事を書かせていただきます。
想像で書いている部分も多いですが、良かったら最後までお付き合いください。
抽象的→具体的
まず血統やラップタイム分析の予想は一般的に知られていますね。
走法予想やピッチカウントはこの中間にあるというのが私の考え方です。
血統(抽象的)
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馬体派・走法・パドック
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ピッチカウント
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ラップタイム分析(具体的)
という流れで抽象的なものから具体的な成果を分析する手法になっていると思っています。
血統
血統はサラブレッドの分析の根源ともいえるものです。遺伝子レベルでその馬がどういう要素で構成されているのかを分析します。遺伝子を受け継いだ産駒は筋肉や骨格、心肺機能などを受け継ぎその傾向がある程度偏るために分析できる手法です。実際に遺伝子を目で見ることはできませんが、概念として大雑把に把握することができます。
馬体派
次の段階は馬体派です。受け継いだ筋肉や骨格について分析します。実際に目に見える分、血統よりは具体的な成果を得られますが、素人目にはほとんど差がないように映ってしまうので区別の難易度が非常に高いです。勉強する下地として血統を抑えておくと傾向の特長が出ているかどうかの判別ができるので合わせて学ぶことをおススメします。
走法
馬体の次の段階がその体を実際使って走ったときの分析です。筋肉の柔軟性や骨格の可動域などで走り方に差が出てくので、よりレース時の分析に対応しています。が、これも馬体派と同じく素人目には分析するのがなかなか困難です。首を使えているとか、ストライドが伸びているとか感覚的にはわかるかもしれませんが、区別したり分析するのはなかなか困難です。
ピッチカウント
そして私が使っているピッチカウント予想です。これは馬が実際に走った結果、どういう歩幅や歩数で走ってきたのかを分析するという点で走法の結果出た数字といえます。ここにきて初めて具体的な数値を私たちは手にすることができます。いまのところ全体のピッチ数しか取り扱っていませんが、もっと細かく分析することも可能です。例えば『最大初速ピッチ』としてスタート後1Fのピッチ数を出すことでスタートダッシュの速さを数値化したり、『最大ピッチ差』を出すことでギアチェンジ能力、つまり瞬発力を数値化することも可能だと考えています。
ラップタイム分析
血統分析と同じくメジャーな分析方法。一番ざっくりとしたのは全体走破タイム、そして前後半比較いわゆるハイペーススローペースの分析、そして上り3Fの分析だったり、区間3分割分析。もっと細かくなると1Fごとの分析、加速ラップ、加減速ラップだったりで、最終的には個別ラップ分析にいきつく。
個別ラップこそなかなか得ることができない情報で価値がありますが、算出するのが非常に大変。その他のラップタイム分析はJRAの公式サイトでも見ることができる情報のため、だれもが簡単に取り扱えてしまうためほとんど情報としての価値はない。
まとめ
競馬というギャンブルがパリミチュアル方式(馬券購入者同士でお金を奪い合う)を採用している以上、だれもが持っている情報、いわゆる定石や常識で戦うのは『負け戦』をしにいくのと同義です。
ほぼ絶対に負けます。
もちろん何も装備していないよりはマシですが、いいところ控除率近辺の75%前後を推移することになるでしょう。
そうならないためにも『他人が手にすることができにくい情報』にこそ価値があるのです。
前述の通り馬体や走法に関しては主観による部分が大きく具体的ではないので取り扱いが難しいですが、ピッチカウントはそれに比べたら具体的で取り扱いやすいものです。また拡張性もあります。
よかったら今後の発展にも期待ください。
最後までお読みいただきありがとうございました!