2019年に惜しまれつつその生涯を閉じたキングカメハメハ。
私も日本ダービーは現地で観戦してましたがその強さは圧巻の一言でした。引退後もディープインパクトとともに日本の血統を大きく作り変えてくれた種牡馬となりました。
キングカメハメハの生涯競争成績
8戦7勝(GI 2勝)
主な勝ち鞍 日本ダービー、NHKマイルカップ
3歳時には皐月賞を回避してNHKマイルカップを5馬身差で、日本ダービーは当時のレースレコードを2秒も更新する圧勝劇で連勝した。主戦の安藤勝己騎手は『誰が乗っても勝てる馬』と絶賛しており、この馬で凱旋門賞に行きたかったと話している。
3歳秋には神戸新聞杯を勝ち、古馬との対戦を前に屈腱炎を発症。引退となった。
産駒の実績
産駒の通算勝馬率は47.8%というかなり高い値になってます。
勝馬率・・・デビューした馬で引退までに勝ち上がる馬の割合。平均は30%程度。
実績◎ 40%以上
実績〇 30%以上
実績△ 30%未満としております。
ダービーを勝ったレイデオロやドゥラメンテ、牝馬3冠のアパパネ、史上最強スプリンターの呼び名の高いロードカナロア、さらには交流G1含むダートG1を10勝したホッコータルマエなど多種多様な産駒が生まれております。2歳時から活躍する馬も多く、晩年まで息の長い活躍をする馬も多い優秀な種牡馬といえます。
産駒の距離適性
上記にあげたようにかなり多様な産駒が生まれてますが、本質的には1600~2200mくらいまでを得意とする馬が多いです。
特に長距離戦は不得意で、2500m以上のレースになるとガクンと成績を落としてますので注意が必要です。代表産駒の1頭ラブリーデイも2500m以上では(0-0-0-6)とまったくでした。
産駒の重馬場適性
芝のレースの重馬場適性値は-0.7%となっております。
重馬場適性値とは良馬場と重馬場のときの3着内率の差から算出してます。
大きいと重馬場得意、小さかったりマイナスだったりすると不得意となります。
キングカメハメハの場合やや不得意といえます。そこまで気にする程度ではありませんが、他に得意とする馬がいればそちらを優先しましょう。
産駒のダート適性
芝の勝率10.2%に対してダートの勝率は10.4%と同等の数値を示しています。
前述のホッコータルマエの他にもチュウワウィザードやセンチュリオンなどダートのトップクラスを輩出しており、芝→ダート変更してきたときにも特に中距離ではチェックする必要があります。
産駒の特徴まとめ
・芝ダートともに走り、多種多様な産駒が生まれる!
・ただし長距離は不得意。2500m以上では過度の期待禁物。
・重馬場は得意ではない。
・ダートも中距離で好成績。
産駒の特徴は以上です。
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