どうもごんぬです!
いよいよ2022年の競馬も最終章『東京大賞典』。
12/31まで地方競馬は開催されていますが、大きなレースはこれがラスト。
昨年まではオメガパフュームが4連覇の偉業を成し遂げていましたが今年は絶対王者不在。
ただやはり中央馬と地方馬の間には力の差が大きい馬もおり、取捨選択が難しいレースです。
まずは日頃あまりなじみのない方もいらっしゃると思いますのでコース形態の説明から入っていこうと思います。
コースの特徴
東京大賞典は大井右回り2000mで行われるレースです。
同コースでは『帝王賞』『ジャパンダートダービー』といったチャンピオンレースが行われるタフなコース。
スタートから1コーナーまでは486mと長く、平坦なコースで行われるため先行争いは激化しがち。加えてラストの直線も386mと地方最長で、差し追い込みも効きやすいコースとなっております。
コースの特性としては完全に『ストライド馬有利』なコースです。
イメージとして近いのは阪神2000mコースや中京1900mコース。
どちらも1800mのコースと違い、かなりタフさの要求されるコースです。
オメガパフュームが4連覇しているように『コース巧者』は存在しており、同じコースを勝っているメイショウハリオ、ノットゥルノの評価を下げるのはなかなか難しいと思います。
予想
ペースとしてはショウナンナデシコ、カジノフォンテン、アトミックフォースあたりがいますが、中央勢の有力各馬は後方に。2年前、カジノフォンテンが2着のときの東京大賞典では同じく有力各馬が後方勢だったためスローに持ち込まれ、オメガは能力だけでなんとか勝ち切ったものの結果としてカジノフォンテンが残るというレースでした。
今回のメンバーも中央上位陣は基本的に差し馬。決め手勝負に持ち込みたく、自分から積極的に動かせるタイプは少なく、前残りの目はありえそう。
単純な適性、力の差で言えば②ノットゥルノ⑤メイショウハリオ⑥ウシュバテソーロ⑩サンライズホープの4強だけのレースで間違いないのですが、そう簡単にならないとして逆張り予想していきます。
◎ ⑧ショウナンナデシコ
〇 ⑨カジノフォンテン
▲ ⑩サンライズホープ
△ ⑥ウシュバテソーロ
紐 ②⑤
本命はショウナンナデシコです。
はっきり言って最初馬柱を見たときに1番手に軽視しました。この馬の適性はピッチ小回りコースだからです。ただやはり今回のメンバー構成では前半流れず、地方ジョッキーによる談合結託が発生してもおかしくはない。そうなって来て2020年並みのスローに持ち込んでしまえば、おそらくハナの位置にいるショウナンナデシコにチャンスがある。
ショウナンナデシコは近3走すべて前半もしくは道中が厳しい流れの中の先行で自分のレースの形に持ち込めておらず、不完全燃焼。道中溜め逃げの形が作れればスピード勝負ではさほど負けていない。
相手にカジノフォンテン。こちらも同じく基本的には機動力タイプで、距離適性もマイルがベスト。あくまで展開向くことが条件ですが、スロー決め手勝負に持ち込めれば2年前の再現、もしくは勝ち切りまでチャンスはあると見ています。
3番手にサンライズホープ。中央4強の中でおそらく最初に動き出すのはこの馬。この馬がスローを耐え切れずのロングスパート戦になると見ており、外目の枠なのもよい。道中どこまで緩んでいるのかがカギになりそうでまくり切れればこちらがそのまま押し切りもある。
4番手にウシュバテソーロ。能力はこちらも劣っていないがやはり前が止まらないようなレースの経験がないのが不安。後方ママ脚余すということはありそう。ノットゥルノやメイショウハリオも同じような位置づけで差はないと思っています。
馬券的には◎〇のダブル単勝、馬連ワイドが本線。
あとは上位人気馬に対して流していく馬券を買って年末最後の夢を見たいと思います。